カメラを止めるな! 感想

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カメラを止めるな!

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当初は単館系のみで上映していたものの、口コミが広がりTOHOシネマズなどのシネコンでも上映されるようになったインディーズ映画。

感想はもちろん、予告動画すらシャットアウトして観に行った方が絶対に面白いので、未見の人で興味のある人はとりあえず映画館に観に行きましょう。

良かったところ

監督役 濱津隆之さんの表情

表情だけでこの役柄のキャラクターをすべて表現できている素晴らしい役者でした。

頻出するちょっと困ったような表情もいいですが、怒号を上げるシーンでも人の良さを隠しきれていいないのがいいですね。

後半の舞台裏

観た人誰もが好意的に評価するのではないかと言うくらい、テンポ良く的確なカット割りで舞台裏を見せていく実に映画的な後半パート。

序盤の映画『ワンカット・オブ・ザ・デッド』を観ている時に覚えた違和感が次々と「なるほどー」と解決していく一連の流れは見応えアリ。

最後の人力タワー



この解決策自体はわりと読めた人も多いと思いますが、

画面に映った時に『ワンカット・オブ・ザ・デッド』に携わった劇中スタッフの人間的な成長や関係性の修復などが絵面としてハッキリ分かる素晴らしいシーンでした。

特に監督親子に関しては中盤に眺めていた昔の写真との対比が効いていて、感動的な余韻を残してくれます。

ダメだったところ

わざわざ写真を出さなくていい!

前述の通り、人力タワーは娘の幼い頃の写真と重ね合わせることで非常に感動的なシーンだったのですが、娘の真央がわざわざ写真を取り出して説明してしまうことで感動が半減。

説明過多なのは邦画の悪いところですが、まさかミニシネマ映画でまで目にすることになるとは。

この一点だけは残念でしたね。

総評

エンターテイメント特化型の映画としては非常に完成度が高く、万人に勧められる楽しい映画です。

人間的な成長などもしっかりと描かれており、過不足のない高品質な作品。

とは言え心に深く刻まれるようなドラマ性、とまでは行かないので、『最高レベルのポップコーンムービー』的な印象を受けました。

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