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日本円より金利が高く、円高時に購入すれば差金による利益も期待できる外貨預金。
ある程度貯金額を分散して投資をする分には魅力的な選択肢のひとつです。
多くの銀行はTTS/TTBの差がひどすぎて選択肢に入らない
簡単に説明するとTTSは円を外貨に交換する時の金額で、TTBはその逆です。
FXをやったことがある人にはスプレッド(手数料)と言うと分かりやすいかもしれません。
この手数料は多くの銀行で米ドル積立時に1円近くに達する設定になっており、外貨積立預金をすると金利よりも手数料が高くつきほとんどの場合損をします。
1円と言うのはドル円相場が110円として1%近くに当たるので、いくら金利が良くてもこれでは損をするに決まっていますね。
住信SBIネット銀行/ソニー銀行/GMOあおぞらネット銀行は手数料が安め
住信SBIネット銀行
硬いイメージが有る住信SBIネット銀行が『驚天動地!』なんて見出しを使うほどの改定が2017年8月に行われ、手数料が激安になりました。
米ドルの場合は条件なしで片道4銭。
さらにキャンペーンで米ドル定期積立預金は金利が10%になっていたりするので、外貨積立定期預金をするなら住信SBIネット銀行は最も優秀な銀行と言えます。
ソニー銀行
https://moneykit.net/visitor/fee/fee02.html
ランクによる優遇特典があり、シルバーランクは外貨預金3万円以上で達成できるので簡単に狙えます。
シルバーの場合は米ドルの手数料は10銭。
ゴールドとプラチナはさらに手数料が減り、金利も上がりますが、合計預け入れ金額がそれぞれ500万円/1,000万円必要なので、多くの人にとっては高いハードルだと思います。
住信SBIネット銀行の方が無難でしょう。
GMOあおぞらネット銀行
https://gmo-aozora.com/saving/fc-ordinary.html
外貨預金の金利の低さを売りにしているだけあって、通常の外貨預金の手数料は一番安く、米ドルで2銭。
その他の外貨も住信SBIネット銀行の半分程度になっています。
米ドルの通常預金の金利が0.25%と非常に高く設定されているのも魅力。
外貨定期預金がないこと、悪名高きGMOグループであることが弱点と言えます。
特に後者は致命的なので個人的には絶対使いたくなかったのですが、貯金用の口座として優秀すぎるので普通に開設しました。
アプリもWEB版も使いやすいです。
アプリでも簡単に外貨預金ができるGMOあおぞらネット銀行
住信SBIネット銀行のアプリは外貨預金メニューまでに必要なタップ数が多く使い勝手が悪いですが、それでもアプリでも最低限の操作はできます。
GMOあおぞらネット銀行は外貨預金を売りにしているだけあって2タップで操作完了すると言う使い勝手の良さ。
総合的に外貨預金にはGMOあおぞらネット銀行がおすすめです。