楽天銀行/住信SBIネット銀行/スルガ銀行のポイントと手数料の比較

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入出金や口座残高によって手数料の優遇を受けられたり、ポイントが溜まったりするポイントプログラムやランクシステムの導入は今やどの銀行でも当たり前に行われています。

この手のサービスに関してはスルガ銀行のインターネット支店が圧倒的な強さですが、人気の楽天銀行や住信SBIネット銀行のポイントプログラムと比較してみました。

現在は新生銀行がおすすめ

ポイントプログラムがリニューアル!さらに、ポイントが貯まる!新規口座開設も大幅ポイントアップ! | 新生銀行:

2020年4月以降、新生銀行のポイントプログラムが改良され、この記事に掲載されている銀行を圧倒しているので参考までに。

新生銀行のポイントプログラムのエントリーはやや面倒ですが、自動化できます。

新生銀行のポイントプログラムエントリーをKeePassで自動化する

スルガ銀行

スルガ銀行インターネット支店一覧

ポイントプログラム

インターネット支店によって貯まるポイントは変わりますが、人気があるのはANAマイル支店やTポイント支店でしょうか。

個人的にはローソンのロッピーの存在を考慮するとdバンク支店のdポイントクラブ応援バンクがおすすめです。

用途の広さではホットペッパービューティーやホットペッパーで使えるリクルート支店も悪くありません。

主なスルガ銀行のインターネット支店のポイントプログラムの詳細は以下の通り。

支店名 ANAマイル dバンク(dポイントクラブ) Tポイント リクルート
引き落とし(クレジットカードなど) 5ポイント 5ポイント 3ポイント
口座振替(生命保険/携帯電話料金(3キャリア)など) 5ポイント 5ポイント 3ポイント
給与振込 50ポイント 50ポイント 50ポイント 1件5ポイント~最大50ポイント

ポイントで比較してもANAマイル支店とdバンク支店の優位性が際立っています。

携帯電話料金の引き落としに関しては3キャリアしか適用されないので、このポイントを狙いに行くくらいならMVNOを使った方がいいでしょう。

その他ローンや定期預金によってもポイントが貯まりますが、ここでは普段使いのポイント比較に留めます。

入出金手数料優遇

スルガ銀行は月末に口座残高が20万円あるだけで翌月の振込手数料が10回まで無料で、条件が緩い割に無料になる回数が多いです。



普段の給与受け取り用などに最も向いている銀行と言えるでしょう。

楽天銀行

ポイントプログラム(ハッピープログラム)

ハッピープログラム詳細

ハッピープログラム対象のサービス

ご覧のように、厳しい条件であるスーパーVIPに到達しても取引ごとの獲得ポイントはようやくスルガ銀行リクルート支店に並ぶレベルで、ポイントプログラムに関しては楽天銀行は論外ですね。

ハッピープログラムは毎月楽天銀行のWebサイトにログインしてエントリーをする必要があり、この点も見劣りします。

口座引き落としでポイントが発生する回数に制限はないものの、給与振込でも1~3ポイントしかもらえないので、トータルでは住信SBIネット銀行以下の獲得ポイント数になることが多いでしょう。

入出金手数料優遇

ハッピープログラムに統合されていますが、スーパーVIPでさえも他行宛振込手数料無料回数はわずか3回。

普段使いには全く向いていません。

使い道はマネーブリッジを利用した貯金用口座のみ

楽天証券の引き落とし口座に楽天銀行を指定するマネーブリッジと言うプログラムにより、金利を0.1%に増やせるので貯金用としてはなかなか優秀。

だったのですが、2022年4月から以下のように改悪。

  • 貯金残高300万円まで0.1%
  • 300万円を超える分は0.04%

GMOあおぞらネット銀行は同じく証券会社と連携させれば金利を0.9%にすることが可能で、さらに外貨預金に関しても圧倒的に強いので貯金用途でもGMOあおぞらネット銀行の方がおすすめです。

住信SBIネット銀行

ポイントプログラム(スマートプログラム)

スマートプログラム詳細

口座振替は1回のみ適用で5ポイント、給与/年金受取りも1回のみ適用で30ポイント。

スルガ銀行に比べるとかなり見劣りするプログラムになっています。

入出金手数料優遇

スマートプログラムランク詳細

スマートプログラムランク判定条件詳細

最低ランクのランク1でも1回のみ他行宛入金手数料が無料で、ATM出金手数料は2回まで無料です。

さらに外貨預金が1ドルでもあればランク3まで無条件にランクアップできるので、入出金手数料の優遇に関してはスルガ銀行以上に達成しやすくなっています。

オークションサイトやアフィリエイト報酬受け取り口座としての利用が妥当

他行宛の振込手数料が常に毎月1回は無料なことと、メイン口座と分けて管理できるメリットを活かしてメルカリやYahoo! オークションの受け取り用、アフィリエイト報酬などの受け取り用に利用するのがおすすめ。

住信SBIネット銀行の入出金明細は10年前まで出力できるので、雑所得が20万円を超えて確定申告が必要になった場合などに対応が楽です。

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