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一択すぎて不毛な最強ブラウザVivaldi
2017年頃よりブラウザマニアにはすでに最強のブラウザとして認知されているVivaldi。
かつての最強ブラウザであるFirefoxがXUL(OSネイティブアプリに近いことができる技術)による拡張性を捨てたことにより、ブラウザ界隈はChrome及びChromium(Chromeのオープンソース版)を採用したブラウザによる群雄割拠の時代となりました。
だったのですが、以下の特徴を引っさげたVivaldiが余裕で最強ブラウザに当確、他の全てのブラウザを過去のものにしました。
- Chromium採用によるChrome拡張機能への完全対応
- タブをブラウザの横側にfaviconのみで縦表示できる(Firefoxのツリー型タブに近い使い方ができる)
- 必要十分なマウスジェスチャー機能を標準で搭載
- 高度なキーボードカスタマイズ、1文字キーへの割り当ても可能
- Vivaldiアカウントによる設定の同期
- タブの分割表示
- サイドバーにWEBページを表示できる
もう分かる人にはこの説明だけで十分だと思いますが、以下かいつまんでVivaldiの最強っぷりを啓蒙していきます。
現在はEdgeも縦タブに対応し、ExcelやPowerPointのブラウザ内プレビューもできるのでEdgeの方が最強かも…
タブの縦表示ができないブラウザは非効率的で視認性が悪く、ブラウザとは言えない
画像は画面横にタブを縦型表示し、かつサイドバーの幅をfaviconサイズに縮めたvivaldiです。
ページタイトルなど表示しなくともタブの識別は十分に可能であることが分かると思います。
ChromeとChromium系のブラウザはCtrl-1のショートカットキーで1番目のタブ、Ctrl-2…Ctrl-8でそれぞれ2~8番目のタブに切り換えが可能ですが、縦型タブ表示が最も対応が分かりやすいと思います。
(例外としてCtrl-9は最後のタブ固定になっています。)
Chromeなど画面上部に無駄な情報とともにタブを表示するブラウザで大量にタブを開き、ポチポチとマウスで切り替えることがいかに日々の生産性を低下させているか、
忙しい現代人なら想像した方がいいでしょう。
Chromeも拡張機能によって縦表示に対応できるようですが、正直この機能は標準で搭載するべきです。
上にタブを表示した方が見やすいと言う人は狂人だと思いますが、いちおうVivaldiは狂人向きの設定にも対応しています。
高度なショートカットキー設定
Chromeは拡張機能なしでのショートカットキー変更はできませんが、Vivaldiはほぼ全てのショートカットキーを標準で変更可能です。
CtrlやAltなどの修飾キーなしのワンキーショートカットの設定もできるため、拡張機能なしでviやvimなどのキーバインドをある程度再現可能。
とは言えviのキーバインドを再現したい場合はcVimと言う優れた拡張機能があるので、管理人はほぼ設定を変更せずに使っています。
複数タブのタイリング(横並べ)が可能
- Ctrlキーを押しながら2つ以上のタブをクリック
- 右クリックメニューから『n個のタブをタイリングをクリック
Spreadsheetに記録した情報を転記する時や、動画サイトを見ながらのネットサーフィンに活躍するタイリング機能。
そもそもタブを持たないシングルウィンドウブラウザであったInternet Explorer6時代には標準的な使い方だったこの手法が、進歩したタブブラウザでできなくなっていること自体がおかしいです。
頻繁に使うものではありませんが、間違いなくあった方がいい機能でしょう。
サイドバーにWEBページの表示が可能なウェブパネル機能
やはり動画サイトを見ながらやTwitterのTLを開きながらのネットサーフィンに活躍するウェブパネル機能。
タイリングよりもタブ遷移の自由度が高いので、Prime Videoなど一部の非対応サイト以外はこちらの方が使い勝手がいいですね。
Chromeの全ての拡張機能を使うことが可能で、ブックマークのインポートも可能
移行もスムーズにできるのであえて低機能で動作の重いChromeを使う必要性はありません。
とは言えChromeのオープンソース版(Chromium)を利用しているブラウザであることに変わりはないので、Chrome自体もVivaldiのために末永く存続してほしいですね。
結論 最強
Vivaldiが最強であると言うより他のブラウザの標準機能が貧弱すぎると言う気がしますが、相対的であろうとも最強であることに変わりはありません。
Vivaldi以外のブラウザを使うのは時間のムダです。