アクサダイレクト生命保険の低解約返戻金型保険とFWD富士生命の解約払戻金型保険を比較

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低解約返戻金型保険と言う選択肢

ネット申し込み可能、価格重視と言う観点で掛け捨て型と解約払戻金型保険の保険料の比較をしたのに続き、今回は低解約返戻金型保険で人気のアクサダイレクト生命保険とFWD富士生命の終身保険を比較してみます。

アクサダイレクト生命保険とFWD富士生命の死亡保険金額比較

掛け捨て型で料金が安いチューリッヒ生命も参考として加えました。

30歳男性でオプションは一切つけていない状態です。

アクサダイレクト生命保険は31年目の解約払戻金率が記載されていないので、35年目の解約払戻金率を適用して記載しています。

保険会社 アクサダイレクト生命保険 FWD富士生命 チューリッヒ生命
死亡保険最低月額 2,924円(生涯)/200万円 4,566円(60歳)/200万円 1,050円(10年)/1,000万円
解約払戻金 67.2%~ あり(106.1%) なし
年額 35,088円 54,792円 12,600
生涯金額 1,754,400円(80歳までを想定) 1,643,760円 126,000円(10年)
1年目解約払戻金 23,600円(67.2%)/35,088円 18,000円(32.8%)/54,792円
10年目解約払戻金 240,600円(68.5%)/350,880円 380,200円(69.3%)/547,920円
30年目解約払戻金 725,400円(68.9%)/1,052,640円 1,220,800円(74.2%)/1,643,760円
31年目解約払戻金 745,093(68.5%)/1,087,728円 1,752,600円(106.6%)/1,643,760円

30年目までは低解約返戻金型終身保険のアクサダイレクト生命保険が金額面で有利

ご覧のように30年目まではアクサダイレクト生命保険が払込金額と解約払戻金の差し引き金額でリードしています。

10年目では5万円程度の差、30年目は10万円程度の差となり、FWD富士生命の解約払戻金率が106%を超える31年目移行はFWD富士生命が圧倒的に優位に立ちます。

掛け捨て型保険は10年目で低解約返戻金型にコスト面で負ける

10年目のアクサダイレクト生命保険のコストは差し引き110,280円となり、

チューリッヒ生命の掛け捨て型保険より安くなりました。

死亡保険以外の保険をアクサダイレクト生命とFWD富士生命で比較

また、死亡保険以外の保険を終身で払う場合の内訳(やはり30歳男性で見積もり)は以下で、アクサダイレクト生命保険の方が安くなっています。

保険会社 アクサダイレクト生命保険 FWD富士生命 チューリッヒ生命
医療保険最低月額 850円(終身)/入院日額5,000円 1,100円(終身)/入院日額5,000円 840円(終身)/入院日額5,000円
がん保険(特定疾病保険)最低月額 855円(終身)/入院日額5,000円/一時金50万円 1,202円(終身)/診断給付金50万円 790円(終身)/月額10万円



ただし、アクサダイレクト生命保険は終身払込しかできないのに対し、FWD富士生命は払込満了期間を60歳から指定することができます。

30歳で支払いを始めた場合の支払い金額は以下の通り。

保険会社 アクサダイレクト生命保険 FWD富士生命 チューリッヒ生命
医療保険最低月額/50年(80歳)支払額 850円/510,000円 1,100円/660,000円 840円/504,000円
がん保険最低月額/50年(80歳)支払額 855円/513,000円 1,202円/721,200円 474,000円
医療保険30年払い(60歳)月額/総支払額 1,770円/637,200円
医療保険35年払い(65歳)月額/総支払額 1,550円/636,000円
がん保険30年払い(60歳)月額/総支払額 1,649円/593,640円
がん保険35年払い(65歳)月額/総支払額 1,474円/619,080円

満了期間の短縮は金額面ではそれほどメリットなし

満了期間を短縮しても、90歳以上まで生きない限りはアクサダイレクト生命保険やチューリッヒ生命の方が安いですね。

定年退職後の支払いをなくして心の安寧を得るかどうか、解約払戻金を重視するかどうかが選択の決め手になるでしょう。

月額を重視する人には低解約返戻金型死亡保険はおすすめできる選択肢

どっちつかずな選択肢かと思っていましたが、月額をかなり抑えられるのに払込金額は発生すると言う点で見どころがあると思いました。

趣味や習い事のために固定費を下げつつそれなりの保険を付けておきたい人にはおすすめできると思います。

なのですが、アクサダイレクト生命保険はマイページのパスワードがわずか10文字までと言うWebページの見た目同様に前時代的な作りと、仮申し込みの時点ですぐに電話がかかってくる点が気になり契約には至りませんでした。

よほど新規申し込みが取れていないんですかね。

一方でFWD富士生命はWebの申込み内容を途中保存するとWeb上から削除できないと言うクソ仕様。

保険自体の解約もなんだかんだと言いがかりをつけてさせてくれないんじゃないかと不安になってしまいます。

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