デニムパンツのディテールやデザインが優れているおすすめブランド5選
関連記事
一着あると便利なデニムパンツ
履き心地に優れたイージーパンツが市民権を得ている昨今ですが、トップスやアウターの色合いを選ばずに履けるインディゴブルーのデニムパンツはやはり一着は持っておきたいものです。
この記事では個人的にデニムパンツのシルエットやデザインが優れていると感じるブランドを紹介します。
Dior Homme(ディオール・オム)
デザイナー交代により現在はディオール・オムと言うラインはなくなりましたが、新ラインのディオール・メンでもディテールなどは引き継がれています。
ディオール・オムはエディ・スリマンが立ち上げたクリスチャン・ディオールのメンズラインで、特にデニムパンツの人気が高いブランドです。
デザイナーがエディ・スリマンからクリス・ヴァン・アッシュに交代した後の08SS~09SSまではフロントフックがボタンに変更されたりしましたが、09AW移行はほぼエディ期のデザインに戻りました。
ディオール・オムのデニムパンツはとにかくひと目でディオール・オムだと分かる美しいテーパードシルエットが最大の特徴。
バックポケットのダーツやベルトループの『CD』ロゴの入った金属パーツ、フロントがフック式なところなどさりげないディテールも秀逸です。
基本的にフロントはボタンフライ式なので若干開け閉めに手間がかかりますが、縫製が非常に良く、ボタンが緩むことはまずありません。
股下が非常に長く、裾に溜めて履く独特のスタイルは日本人に似合うかは非常に微妙ですが、デニムパンツ好きならコレクションとして眺めているだけでも元が取れるでしょう。
Maison Kitsuné(メゾンキツネ)
メゾンキツネはインポートブランドですが、価格設定はそれほど高くありません。
キツネのデニムパンツはディオール・オムの影響を感じさせる美しいシルエットと、アイテムにもよりますがバックポケットに刺繍やタグのデザインが施されているのが特徴。
特にトリコロールカラーのタグはさり気ないデザインとして秀逸だと思います。
MAISON MIHARA YASUHIRO(メゾンミハラヤスヒロ)
パリコレにも出展している日本のブランドです。
多くのアイテムはバックポケットの真ん中に一本のステッチ、さらにポケット株にクロス上のステッチと言うなかなか秀逸なディテールが施されています。
ストレートやワイドパンツ、スキニーなどバリエーションが豊富でシルエットも良好ですが、ペイントやダメージなどの加工が施されたロックテイストのアイテムが多く、やや好みが分かれるところでしょう。
FUMITO GANRYU(フミトガンリュウ)
COMME des GARCONS(コムデギャルソン)の元デザイナーの一人。
左右非対称などの特徴的なデニムパンツをリリースしており、バックポケットも独特のステッチを用いたデザインが取り入れられています。
最近始動したフミトガンリュウでもその意匠は健在ですが、値段が高めなのがややネック。
nonnative(ノンネイティブ)
定番を通り越してやや枯れつつあるドメスティックブランドですが、縫製の丁寧さの割には安めの価格設定が大きな魅力。
DWELLER(ドゥエラー)と呼ばれるデニムパンツは履き心地や使い勝手を良くするための工夫が施されており、nonnativeのアイコンと言えるアイテムです。
特集記事が組まれるほどのアイテムなので、詳しくは以下のURLをください。
その他
JOHN LAWRENCE SULLIVAN(ジョン・ローレンス・サリバン)
パリコレに出展しているドメスティックブランド。
バックポケットにディオール・オムによく似たダーツが入っているデニムパンツが多く、パクリと揶揄されることも。
アイテムとしては悪くないのですが、あえてディオール・オムではなくサリバンのデニムを買う理由は価格の安さ以外に見当たりません。
ATTACHMENT(アタッチメント)/KAZUYUKI KUMAGAI ATTACHMENT(カズユキクガマガイアタッチメント)
老舗のドメスティックブランド。
ディオール・オムのダーツをバックポケットの下部にずらしたようなデザインのデニムパンツが多いです。
模倣感が否めませんが、ディオール・オムを知らなければ素直にかっこいいと思えるデザインではあると思います。
関連記事
この投稿へのトラックバック
トラックバックはありません。
- トラックバック URL
この投稿へのコメント