マイナポータルAPアプリによる雑所得の申告が簡単だった

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スマートフォンのみで雑所得の確定申告ができるように

2020年以降、マイナンバーカードを持っていればスマホアプリのみで雑所得の確定申告ができるようになりました。

マイナンバーカードはNFC搭載のスマホであれば読み取れるので、おサイフケータイ(FeliCa)非対応の海外製スマートフォンでも対応している場合があります。

管理人は早速雑所得分の確定申告をスマホから行ったので、手順を簡単にまとめます。

マイナポータルのインストール手順やe-taxとの連携については記載しません。

多少ややこしいですが、確定申告が必要なレベルで雑所得収入を得られる人ならそれほど難しくはないでしょう。

本業の源泉徴収票が必要

本業(主たる業務)を別に持っているサラリーマンが雑所得分の確定申告を行う場合、本業の源泉徴収票の情報を入力する必要があります。

入力時の手順

『給与所得の入力』から、源泉徴収票に記載されている範囲のことを全て入力します。

続いて雑所得の金額と経費を入力。

管理人はアフィリエイト報酬を雑(業務)所得として申告しました。

厳密には仮想通貨による取引分なども少しあるのですが、Spreadsheetへの記載が途中から面倒になったため一律で確定申告。

収入さえ合っていれば税務署から何か言われることもないだろう、との判断。

  • 画像はスクショ用に300万円と入力したつもりが3,000万円になっていましたが、撮り直しが面倒だったのでそのまま使用。

全て入力すると雑所得分の税金が表示されます。

金額に関しては以下のサイトが年収、雑所得分ごとにまとまっており、これから大きく逸脱していなければ問題ないでしょう。

年収500万~600万円の場合、100万円~200万円ほどの雑所得報酬であれば、概ね雑所得分の20%前後が一つの目安です。

副業すると税金はいくら増える?年収別シミュレーション | 税金・社会保障教育:

ちなみに以下の欄も必須項目ではないので入力しませんでした。

  • 所得の生ずる場所
  • 報酬などの支払い者の氏名・名称

厳密にやる人はAdsenseや各ASPごとに分けているようですが、もう帳尻さえ合っていればいいだろうの精神です。

クレカ明細も銀行履歴も開示するから疑問点があったら税務署がやってくれ。

【確定申告メモ02】Google Adsenseの収益は「雑所得」で申告
種目:広告収入
名称:グーグル合同会社
場所:東京都港区六本木6-10-1

— おがた@兼業ブロガー5万PV (@OGATAGO2) March 13, 2019

【確定申告メモ02】Google Adsenseの収益は「雑所得」で申告
種目:広告収入
名称:グーグル合同会社
場所:東京都港区六本木6-10-1

— おがた@兼業ブロガー5万PV (@OGATAGO2) March 13, 2019

納税方法はクレジットカードがおすすめ

雑所得の納税方法は特別徴収(本業で合算して引き落としてもらう)、クレジットカード入金、QRコードコンビニ決済などが選べます。

クレジットカードは1万円ごとに手数料が76円かかりますが、1%に満たないのでほぼ全てのクレジットカードで得られるポイントの方が上回るはず。

EPOSゴールドカードはポイント還元率は0.5%なので手数料にやや負けますが、年間利用額に応じてボーナスがあるので一気に利用額を稼げます。

QRコード納税はあまり旨味がない

管理人はLINE Payに対応していると思って支払い方法にQRコードを選択したのですが、残念ながらLINE PayではQRコードを読み取れませんでした。

LINE Payプラチナランクのポイントが3%もらえればおいしいと思ったのですが…。

QRコード支払いが使えるコンビニは以下の2つ。

  • ローソン
  • ファミリーマート

ちなみにマイナポータルにはQRコード付きのpdfを「印刷してから」loppyやファミポートで読ませてください、と記載されていましたが、

当然ながらpdfファイルを開いたスマホの画面でも問題なく読み取ってくれました。

ファミマATMは一回の引き出し限度額が20万円なので、20万円以上納税する場合はローソンの方がいいですね。

節約ブログは儲からない

ブギーポップは笑わないとかジョジョの短編みたいな見出しになりましたが、率直言ってこの手のブログは本当に儲かりません。

2020年度の雑所得の内訳のほとんどは別のブログや仮想通貨取引のものであり、このブログの売上は月によってはサーバー代すらペイできないことがあるレベル。

運用しているのがこのブログだけだったらそもそも申告の必要がなく、この記事も存在していなかったと言う皮肉な結果に。

節約する、と言う意思を持った高リテラシー層は買い物にも慎重と言うことですね、知ってました。

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