マウスコンピューター DAIV 3Nレビュー

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国内生産で安価なマウスコンピューター

ドスパラなどと同じで安かろう悪かろうのイメージが強いマウスコンピューターですが、実は受注生産かつ国内生産。

基本的に長野県の飯山の工場で組み立てが行われています。

もちろんパーツまで含めて国産と言うことはないでしょうが、少なくともDAIV 3Nを購入して使ってみた印象としては、ドスパラに代表される安価なBTOパソコンショップの中では十分選択肢に含められる品質があると思いました。

ただし、購入価格に関わらず送料が3,000円かかるのはちょっと割高感があります。

DAIV 3Nは現在品切れ

10月に大幅なセールを実施していたため、在庫切れになっています。

13.3インチで第8世代i7、GTX1650相当の内蔵GPUとThunderboltを搭載と高性能なのでまあ納得と言ったところでしょうか。

デザイナー向けと銘打たれたDAIVシリーズはゲーミングPCであるG-Tuneと中身が同じで見た目が違うモデルがあり、こちらの方がシンプルなデザインなので好みによって使い分けを。

DAIV 5Pなど15.6インチでテンキーレスのモデルがある珍しいシリーズでもあるので、「テンキーが嫌い、不要」と言う方にもおすすめです。

マウスコンピューターのプリインストールアプリはMcAfeeの体験版と壁紙アプリのみ

管理人は様々な理由からMcAfeeが大嫌いなので、体験版とは言えできればウイルスバスターなどの他のアンチウイルスソフトがインストールされていれば良かったのですが、まあセール価格で安かったので目をつむりました。

McAfee以外では信州の山並みがスクリーンセーバーになる『飯山の自然』と言うアプリがデフォルト無効の状態でインストールされています。

郷土愛が伝わってきてなんとも微笑ましいのでこのアプリは残してあります(笑)。

使用感

さすがに高スペックだけあって、CPUに高負荷がかかることはあまりないのでファンの音はほとんど気になりません。



エントリークラスのGPU並の性能を持つ内蔵GPU(ただしメモリはメインメモリと共用)のAMD Radeon RX Vega M GH Graphicsが搭載されているので、ある程度の3Dゲームにも耐えられます。

USB3.1 Type-C兼用のThunderbolt 3を備えているので、規格が合うモニターならケーブル一本で動作させることが可能。

画像では高さ調節にサンワサプライのCR-34を使っています。

アース付きの電源プラグは長すぎてジャマなので、サンワサプライのKB-DM3S-02など短いものに交換すると省スペース化できます。

ACアダプター自体もかなり大型なので、バッファローのBSACUC6519に買い替えるのがオススメ。

残念な点

Ctrlキーが打ちづらい

テンキーレスでそれなりのピッチを確保してありますが、Ctrlキーが小さい上に凹んでいて打ちづらいので、別途キーボードを用意した方がいいと思います。

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バッテリーの持ちが悪い

カタログ上の動作時間は10.2時間とありますが、高性能なCPUを積んでいることもありバッテリーの減りは早く、3時間も持てばいい方です。

外で使う場合は電源の持ち歩きが必須ですね。

音質がやや悪い

マウスコンピューターの多くのモデルはSound Blasterを搭載しているのですが、DAIV 3Nは非搭載。

他の13インチノートパソコンに比べると多少音質は悪いと言わざるを得ないですね。

まぁノートパソコンの内蔵スピーカーに過度の期待をしても仕方ないのですが。

価格.com限定モデルがある場合、そちらがおすすめ

マウスコンピューターのパソコンは品番の末尾にKKが付く価格.com限定モデルが用意されていることがありますが、これらの製品は通常モデルより安くなっているので購入前に必ず価格.comをチェックしておきましょう。

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