Outlookのアプリにメールアカウントを追加/同期する方法とメリット/デメリット
関連記事
アプリ版のOutlookはこれひとつでメール、カレンダー、連絡帳の3役をこなしてくれるので、ホーム画面とアプリ一覧を圧迫しない優秀なアプリです。
Outlookにはアプリからメールアカウントを接続する方法と、WEB版のoutlook.comからメールアドレスを同期させる方法がありますが、それぞれメリットとデメリットがあるので解説します。
アプリから追加する方法
メリット
- どのアカウントでも新着メールで通知が届く
- 接続方法が簡単
- Googleアカウントの場合はGoogleカレンダーの予定表もOutlookで確認ができるようになる
デメリット
- 設定は端末に保存されるので、機種変更時などにアプリをインストールし直すと追加したアカウントは消えてしまう
追加方法
アプリ左下の歯車アイコンをタップします。
続いて『アカウントの追加』をタップ。
Googleアカウントの場合はGmailアドレスとパスワードを入力後、連携を許可して完了。
それ以外のメールアドレスの場合はメールアドレスとパスワードに加え、SMTPサーバーなどを入力します。
WEBから追加する方法
メリット
- Windows Liveのアカウントに設定が保存されるので、アプリをインストールし直しても設定はそのまま
デメリット
- WEB版の操作が分かりづらい
- 受信が少し遅れる
- Windows Live以外のメールアドレスに新着メールがあってもアプリには通知が届かない
追加方法
WEB版のメールボックスの右上の歯車アイコンをクリック後、メニューの下の方にある『Outlook のすべての設定を表示』をクリックします。
続いて『メールを同期』をクリック。
Googleアカウントの場合はアプリと同様にGmailアドレスとパスワードを入力後に連携を許可。
それ以外のメールアドレスの場合はメールアドレスとパスワードに加え、SMTPサーバーなどを入力します。
Gmailではないアカウントの場合、設定項目に誤りがあると無言で追加作業が終了して最初からやり直しになります。
Microsoftとしては珍しい塩対応に戸惑わないように慎重に入力しましょう。
デフォルトでは『インポートされたメール用の新しいフォルダーを 1 つ作成し、接続するアカウントと同様にサブフォルダーを作成します。』が選択されており、こちらの方法が無難でしょう。
『既存のフォルダー (受信トレイ、送信済みアイテム、下書きなど) にインポートし、それ以外についてはフォルダーを作成します。』を選択すると、文字通りWindows Liveのメールボックスの中に別のアカウントのメールが混在してしまうので、整理が大変になります。
追加したアカウントのInboxは星アイコンをクリックすることで『お気に入り』に追加されて上に表示されるようになります。
デフォルトのままだとかなりスクロールしないと受信メールの確認ができないので、よく使うアカウントはお気に入りに追加してください。
同期したメールアドレスがアプリ版に反映されない場合の対処
『設定』から『アカウントのリセット』をタップするとメールアカウントの受信メールやフォルダツリーが再構築されます。
WEB版でごみ箱から削除したメールがアプリ版で表示され続ける時もこの方法で解決します。
用途に応じて使い分けを
業務用などの早急に対応する必要があるメールアドレスであれば、アプリ版に追加した方が通知が来るので便利です。
一方で会員登録用のサブメールアドレスなどであれば、Microsoftアカウントに同期させれば再インストール時でも特に設定なしで復元されます。
チャットツールの普及によりメールで連絡をする機会も減っているので、ほとんどのアカウントをMicrosoftアカウントに同期させてしまうのも一つの手ですね。
重要なメールの場合はWEB版の設定の『ルール』からWindows Liveのメールアドレスに転送するように設定しておけば通知が来ます。
関連記事
この投稿へのトラックバック
トラックバックはありません。
- トラックバック URL
この投稿へのコメント