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時代に逆行しPixel 3 XLを購入
Pixle 4aやPixel 5の発売で盛り上がる中、じゃんぱらで中古美品が安くなっていたPixel 3 XLを購入しました。
CPU性能はPixel 5系よりPixel 3 XLの方が高いのでお得感があったのと、電子書籍をよく読むためある程度の画面サイズのものが欲しかったので。
この記事ではPixel 3 XLのメリットとデメリットをまとめます。
メリット
動作がサクサク
iOSの開発元のAppleが発売しているiPhoneがサクサク動くように、Androidの開発元のGoogleが発売しているPixelもやはりサクサクです。
OSを理解しているメーカーがハードウェアを作った方がいいのは当然ですね。
AQUOSのミドルレンジやXperia XZ Premiumにあったちょっとした時に画面が引っかかる感じは全くありません。
写真の綺麗さ
カメラ性能があまり高くなくてもiPhoneで撮った写真は綺麗であるように、スマホのカメラ性能と写真の見え感にはあまり関係がありません。
その点で言うとPixel 3 XLは画素数のカタログスペックから期待するほどの写真ではありませんが、Androidの中では十分に綺麗と言えるレベル。
サイレントモードの存在
Pixelにはマナーモードとは別にサイレントモードと言う『重要な通知以外はサイレントに通知する』モードが存在します。
購入当時はマナーモードのことだと勘違いしてサイレントモードに設定し、「なんかLINEとか電話が来てもバイブが鳴らないな」などと思っていました。
サイレントモードはスケジュールの設定ができるので、仕組みを理解すると『平日の睡眠時間には通知を切る』と言うことが可能になり、大変快適になりました。
「布団の中でLINEやSNSの通知が来て目が冴えてしまった」と言うような経験がある人には大変おすすめできる機能です。
本体が丈夫
少しの衝撃で故障するXperia XZ Premiumとは比較にならないほど丈夫で、AQUOS sense3などのミドルレンジシリーズに比べても非常に衝撃耐久性が高いです。
耐久性を求めて高価なケースを買う必要はありません。
Google Photoへの高画質アップロードが無制限
他機種でのGoogle Photoへの無制限の保存は2021年5月末に撤廃されることが決定しましたが、Pixelシリーズは引き続き無制限で保存ができます。
この優遇が仮になかったとしても今やPixel以外のスマホを使う気は全くありませんが、Pixelの優位性を後押しする要素としては十分でしょう。
ストレージ容量のみで移行先を比較しているような記事もありますが、正直Google Photoの検索機能の賢さは他のサービスにマネできるようなものではありません。
動物の種類や文字列検索をしてほぼ期待に沿った結果が得られるのはGoogle Photoだけで、比較するとAmazon Photo(Drive)やiCloudの画像認識は使い物になりません。
パピヨンとチワワをある程度区別してくれるのはGoogle Photoだけ!
デメリット
カメラの傾き検知がおかしい
横向きにして写真を撮るとかなりの頻度で角度がおかしくなり、角度の修正をするのに必要なタップ数も多く、かなりのストレス。
設定項目も見当たらないので改善してほしいところです。
→Androidのバージョンアップで改善された?
Bluetoothの検出が弱い?
BluetoothイヤフォンとしてJabra Boostを使っていますが、なかなかBluetooth機器を検出してくれないことが多々あります。
Jabra Boost側に原因があるのかもしれませんが、接続までに数分かかることも。
Wi-Fiの自動接続にもやや難がある
店舗独自のフリーWi-Fiなどに繋がらないことが目立ちます。
これはAndroid 11になってから顕著なので、Pixelと言うよりはAndroid 11の不具合のようですね。
解決方法が書かれている記事もありました。
SDカード非対応
最近のハイエンド機種では防水性能のためかSDカードスロットが不採用なことが多いですが、Pixleも例外ではありません。
管理人はROMが64GBの機種を選択しましたが、PCでFLAC+Cueで管理している音楽ファイルをそのままPixelに保存するのは容量的に厳しく、MP3に変換して聴いています。
機種変更時に音楽データをそのまま移行したい時などにもSDカードスロットがあれば便利なので、割と明確なマイナスポイントですね。
追記: pCloudに音楽ファイルを置いてmineoのパケット放題 Plusでストリーミング再生することで容量問題は解決。
バッテリーの減りが早い
Pixel 3 XLバッテリー容量自体は3,430mAhと大きいのですが、Snapdragon 845と言う高性能CPUを採用しているためAQUOS sense 3 liteに比べるとかなりバッテリー持ちは悪いです。
Xperia XZ Premiumに比べればかなりマシで、省エネモードも用意されてはいますが、それでも充電をせずに一日持たせることはほぼ不可能でしょう。
旅行はもちろん、少し遠出をする時もモバイルバッテリーを持ち運ぶのがおすすめ。
総評としては文句なしのスマートフォン
総合的に、管理人が今まで使ってきたAndroidの中で最高の機種です。
ミドルレンジのAndroidスマートフォンの反応速度や、高性能Androidスマートフォンの耐久性に不満がある人、とりあえず安心して使えるAndroidが欲しい人などはまずPixelを試してみましょう。