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ミニマリスト的管釣り・エリアトラウト
コロナ禍でも比較的安全なアウトドア趣味として管釣り(管理釣り場の釣り)にハマって以来、
- 最小限の持ち物
- 不自由のない移動&釣行
の2つを両立させるべく試行錯誤してきましたが、
2年がかりでようやく終着点が見えてきたのでまとめました。
アウトドア用のダサくてデカいバックパックではなく、日常使いができるサイズのバックパック=高さ50cm、幅30cm、マチ15cm程度を想定しています。
検索結果を見ているとミニマリストの釣り好きと言うとなぜか物の価格も抑える傾向が強い気がしますが、管理人は特に価格は気にしていません。
ハイエンドリールでも実売価格でせいぜい8万円前後程度ですし、ブランド服のアウターの方が高い。
厳選した高品質製品に囲まれるのがミニマリスト、みたいな風潮が一時期あった気がするけど、安物をチマチマ買うのはミニマリストじゃなくてただの貧乏人では…?
明邦(MEIHO)のルアーケースFは神
- 生産国: 日本
- 税込み 319円(税抜き 290円)
幅14.6cm、縦10.3cm、高さ2.3cmと言う小ぶりなサイズながら、
仕切りを使えば管釣り時によく使うラインリーダー、スミスのPEシザース、スナップ、ついでに小さめのスプリットリングオープナーが全部収まる神サイズ。
このあと触れるフルクリップの15Vポーチにも収まるのでめちゃくちゃ便利です。
バッカン・バッグ代わりにフルクリップ(FULLCLIP)のマルチストレージ18.4を活用する
フルクリップは日本製で高品質なアウトドア収納グッズを発売しているメーカーです。
値段は多少高いものの、特に管釣り用のバッグやルアーケース・ワレットが充実。
2023年に発売されたマルチストレージは
- 自立する安定性
- 縦長の省スペース性
- ルアーを素早く切り替えられるエクスチェンジャーを収納可能
と言うミニマリスト的管釣りにおいて最強と言えるアイテム。
スクエアマグ15Vやロッドスタンドのウェポンキャッチ IHも取り付けられるのがナイス。
どんなバックパックにも余裕で入るサイズで大量のルアー・スプーンを持ち歩けるので本当に最強です。
スクエアマグ(21H)を活用するパターン
マルチストレージ発売前はスクエアマグを使っていました。
当時はこれで大満足していたのですが、マルチストレージに比べると自立するための安定性に欠け、
エクスチェンジャーも収納できないので今になって考えるとイマイチ。
ワレットってルアーを失くしづらいのはいいけど、素早いルアーチェンジと省スペース性と言う点ではやはりエクスチェンジャーの方がいいです。
一応記事はそのまま残しておきます。
フルクリップ製品の中でもスクエアマグと言うポーチは
- ちょうどいいサイズ
- アタッチメントテープで拡張可能
- 小さいながらも物を入れればまぁまぁ自立する
- 日本製
と言いことずくめ。
スクエアマグ(21H)にアタッチメントテープでスクエアマグ(15V)を2つ付けて物を入れると、マチが15cm・幅が25cm程度。
物を入れて多少マチが膨らんでこのサイズ
一般的なバックパックに収まるサイズ感で、ルアーを厳選すればこの中にだいたいの釣り用具が収まります。
リール・ロッド・ランディングネットは除く
- スクエアマグ(21H): フルクリップ会員価格で税込み 4,493円(税抜き 4,085円)
- スクエアマグ(15V): フルクリップ会員価格で税込み 3,762円(税抜き 3,420円)
21Hに15Vを2つ接続するとまぁそこそこのバッカンが買える値段ですが、
スッキリと釣り具を持ち歩くためにガマンしましょう。
スクエアマグ(21H)は同じくフルクリップのスプーンワレット、ファーストフリップ15Sにルアーを入れて3つ収まるサイズ。
ファーストフリップ15Sは一般的なワレットに比べるとやや小ぶりですが、左右に扇状のマチがあるのでスプーンを紛失しづらいのがメリットですが、
フルクリップの会員価格で税込み 5,120円(税抜き 4,655円)とわりと高めのワレットなので気になる人は別のメーカーのワレットでもOK。
スクエアマグ(15V)の収納容量は↓こんな感じ。
- この記事に書いた明邦のルアーケースFにプラスアルファで遮光サングラスなど
- FULLCLIPの小サイズワレットのファーストフリップ12Sが2つ
スクエアマグシリーズはFULLCLIPのロッドスタンドであるウェポンキャッチ IHもアタッチメントテープで接続できます。
ウェポンキャッチ IHはロッドスタンドとしてはかなりコンパクトでスッキリしているのでジャマになりません。
かなりの人気商品で、FULLCLIP公式通販ではカラー欠けしていることが多々あります。
左端に取り付けているFULLCLIPのスピードマグはリリーサー・フォーセップの収納と、切ったラインのゴミ入れに重宝します。
スクエアマグ21Vは微妙な使い勝手
フルクリップのスクエアマグ21Hと15V2つの組み合わせはいい感じですが、21Vは買ってみたはいいものの微妙でした。
- 21Hよりマチが少ないのに同じ値段(画像上が21Vで下が21H)
- アタッチメントテープの取り付け位置が微妙で、他のスクエアマグと接続するとズレる
かと言ってフルクリップのサングラスケースのトボガンにはマッチしない微妙な高さ。
15Vでなく21Vの方が嬉しい場面が特に思いつきません。
ワレットはスプーンの傾きを避けるために横向きで入れるのが基本なので、やっぱり21Hが中心かと。
ランディングネットはバックパックとは別にランディングネットカバーで持ち歩く
まぁ小さいランディングネットならバックパックに入れることもできますが、
ランディングネットって幅55サイズ程度はないとけっこう魚の取り込みに不便なんですよね。
とは言えこのサイズのランディングネットを持ち歩くとなるとそのためだけにかなり横幅の大きなバックパックが必要です。
macromauroのkaos2.0くらいのサイズならなんとか収まりますが、
そもそもランディングネットって
- 他の釣り具に比べると大して高くない=持ち運び時の傷や盗難にそこまで気を遣わなくていい
- 汚れがち
なので、いっそバックパックとは別にランディングネットカバーに入れて肩がけで持ち歩いた方が楽、と言う結論に1年以上かけてたどり着きました。
そこでもやはりフルクリップのボンズヘッド(ランディングネットカバー)にジェットグライド(肩紐)をかけて持ち歩くのが便利。
ボンズヘッドは広げればバックパックなどの一時置き場にもなるし、
撥水加工のされたコーデュラナイロン素材なので雨が降ってきた時にはバックパックに被せて雨除けにできます。
ボンズヘッドに付けるジェットグライドは20mm幅サイズで十分。
ランディングネットをバックパックに入れることを諦めたおかげでバックパックの選択肢が広がりました。
バックパック(リュック)のデザイン性に優れるおすすめブランド
ランディングネットを収めることを考えなければDEVOAなどのドメスティックブランドのバックパックもギリギリ使えます。
- サイズ: H59cm W29cm D15cm
- 参考: https://gullam.jp/shopping/199191.html
一見それなりのサイズに見えますが、フタ部分の収納が分離されていてメイン収納もマージンがあるので結構狭め。
それにしてもサイズ記載をしないのがDEVOAのポリシーとは言え、バックパックも実寸を載せないセレクトショップが多いのはどうなんだろ…。
D.HYGENのバックパックくらいのサイズならランディングネットを入れなければ結構余裕。
- サイズ: H54cm W34cm D14cm
- 参考: https://www.morphine.jp/item/ST109-0121S_black/
ロッドはパックロッドで仕舞寸が50cm程度までのものを選ぶ
一般的なバックパックの高さが50cm程度のため、4pc~5pcで仕舞寸が50cm以内程度のパックロッドが使い勝手がいいです。
出入り口が巾着仕様になっているバックパックならプラスで10~15cmくらいはいける
まぁ感度と強度を考えたら2pcとかのロッドの方がいいに決まってるんですが、車がないと持ち運びが大変なので電車釣行するならパックロッド。
ロッドの洗濯は予算と応相談だとは思いますが、管釣りにおいてロッドの性能は重要なので金額をケチらないなら天竜(TENRYU)のレイズインテグラルシリーズがオススメ。
税込みで実売価格4万円弱ほど。
レイズインテグラルのULとLは仕舞寸が39cmと軽量小型で、渓流釣り向けモデルですがエリアトラウトでも十分使えます。
2pcロッドでもコンパクトなものは仕舞寸が70~80cm前後のものもあるので、このあたりならギリギリ別途ロッドケースやランディングネットカバーに入れて持ち運んでもいいかな?
TENRYUのロッドより高額なロデオクラフトの999.9フォーナインマイスター ゴールドウルフも使ってみましたが、正直TENRYUのレイズとの使い勝手の違いは体感できませんでした。
ゴールドウルフは3pcなので仕舞寸がちょっと大きく、その上専用ロッドケースがかなり余裕のある作りなので、携帯性が2pcロッドとそれほど変わらないのが難点。