防寒インナー ホットコット/ピースフィット/ドンキホーテの比較

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安価な防寒インナーの比較

ユニクロのヒートテックでメジャーになった防寒/温感インナー。

後出しの商品の方が改良されていそう、と言う理由から本家ヒートテックは使っていませんが、類似品は一通り試してみたので個人的な使用感をまとめてみました。

記事後半に書いたとおり現在は防寒インナーを使っていません。

秋冬にしか使えない上にすぐ劣化するインナーを買って多少の暖かさを求めるのはコスパが悪いです。

トップバリュ ピースフィット

  • 生産国: 中国

イオンのオリジナルブランド、トップバリュの製品。

トップバリュと言えばまいばすけっとで手に入る安価な食料品のイメージが強いですが、服や収納器具もリリースしています。

防寒インナーのピースフィットは東出昌大を起用するなどプロモーションに力を入れていましたが、正直期待はずれでした。

とは言え2017年に購入した時点での感想なので、現在は改良が加えられているかもしれません。

見た目

商品の見本画像は今風のシルエットで悪くないのですが、実物を着てみると着丈と袖丈のバランスがやや悪く、身幅も垢抜けない感じを受けます。

さらに生地が薄くて透ける上に、表面の質感も正直安っぽい。

防寒性

生地が薄すぎるためか、普通のインナーと体感できるほどの差はありません。

耐久性

洗濯耐久性はおそらく防寒インナーの中で一番悪いですね。

ヨレるのが早く、しわや毛玉もできやすい印象。

ベルメゾン ホットコット

  • 生産国: 中国

防寒インナーの中では価格とデザインのバランスに優れた商品。

Amazonでも取り扱いがあるので購入しやすいのもメリット。

価格は綿混のものが税込み990円で綿100%のものは倍の税込み1,990円。

中国製のインナーに1,990円も出したくないので、この記事では綿混のものを評価します。

見た目

着丈と身幅のバランスが良く、生地の質感もそれなりで透け感もあまりなく見栄えがいいです。

オフホワイトやグレージュなどの『真っ白ではない白』と言う使いやすいカラーバリエーションの存在も嬉しいところ。

同じくベルメゾンから発売されている室内用ダウンはまさに『どてら』と言った感じの絶望的にダサいデザインですが、この商品のデザインは優秀です。

サイズはタイト目で、標準体型の人でもLサイズを選ぶのがいいでしょう。

防寒性

普通のカットソーより気持ち温かい程度。

少し歩いたりすると実感しやすいですかね。

耐久性

並程度です。

Uネックのものはネック周りにたるみが出やすいので、耐久性を考えるならクルーネックタイプがおすすめ。

ドン・キホーテ 情熱価格 ヒートインナー/遠赤裏起毛

  • 生産国: 中国

ドンキの防寒インナーのラインナップは以下の通り。

  • 3パックの『ヒートインナー』
  • 単品販売『遠赤裏起毛』
  • 単品販売『超暖 裏毛布』

単品のものは『遠赤裏起毛』を購入したので、この記事ではそちらを扱います。

価格は都内の店舗だと3パックのものが税込み1,500円前後、遠赤裏起毛のものは税込み1,400円前後ですが、情熱価格製品なのでセールの常連。

セール価格でなくとも、ヒートインナーのコストパフォーマンスは最高と言っていいレベルです。

見た目

遠赤裏起毛



ツルツルした生地の質感で、ネック周りのリブの縫製などは悪くないレベルだと思います。

ベルメゾンのホットコットに価格が近いので定価で買う必要性は感じませんが、セール価格なら買ってもいいかと。

ヒートインナー

サラサラとした生地で透け感が強く、近くで見るとかなり安物感があります。

インナー専用と割り切って、ヒートインナーの上にニットやカーディガンを羽織った方がいいですね。

遠赤裏起毛、ヒートインナーともにネック幅が狭いクルーネック設定なので、ネックの広いトップスと合わせるとダサいのが欠点。

その代わり、安物インナーにありがちなネック部分のたるみは出づらくなっています。

防寒性

意外にどちらも体感できるレベルの防寒性があります。

耐久性

ヒートインナーは特に値段を考えると驚異的な耐久性でワンシーズンは余裕で使えます。

ドン・キホーテの情熱価格の服は基本的に日本被服工業組合連合会と言う会社が製作をしているのですが、なかなかいい仕事をしているのではないでしょうか。

防寒ではない普通のカットソーも値段の割に耐久性が高いので、部屋着や散歩用としておすすめ。

個人的には防寒インナーは要らない

記事執筆時に購入したこれらのインナーですが、2021年現在は使っていません。

代わりにアームウォーマーやアームカバーと併用して冬でも半袖カットソーを使っています。

メリットは以下。

  • 春夏と兼用なので物を減らすことができる
  • アームウォーマーは毎日洗う必要がないので洗濯物の量が減る
  • 基本的に半袖カットソーの方が安い
  • 半袖なので乾くのが早い

特に洗濯の手間の軽減が大きく、正直今後長袖カットソーを買うことはないと思います。 

さらにダウンジャケットなどは基本的に素肌に着た方が温かいようにできているのでアームウォーマーも本来はあまり必要ないのですが、飲食店などで上着を脱いだ時にアームウォーマーを着用していた方が悪目立ちせずに済むでしょう。

背面ネック周りにアクセントのあるカットソーを発売しているブランド

透けづらい白いカットソー(Tシャツ)を発売しているおすすめのブランド

長袖カットソーはwjkの3 in packがおすすめ

半袖+アームウォーマーに移行する前は3枚で税込み15,000円ほどのwjkの3in pack-Tの長袖タイプを着用していました。

日本製で洗濯耐久力が非常に高く、生地の厚さから防寒性もそこそこあるので、数年は余裕で持つことを考えるとブランド物の秋冬向けカットソーを購入する方が結果的に安上がり。

防寒インナーは結局重ね着前提なので、単品で温かいカットソーを買った方が物を減らすことができます。

ちなみにwjkの3in packカットソーはZOZOでよく2,000~3,000円オフクーポンの対象になっているので、安く購入したい場合はZOZOのメールマガジンを受信しておきましょう。

半袖カットソーは白がド安定ですが、長袖カットソーは面積が大きいので白よりは濃いめのグレーの方が合わせやすいです。

 

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