バックパック(リュックサック)のデザイン性に優れる、カッコいいおすすめブランド

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バックパックのデザイン性は大事

最近はサラリーマンや学生でも通勤に使っていることを見かけることが増えたバックパック。

サラリーマン程度の荷物量なら中身が必要な時に下ろす手間の方が大きいのでショルダーバッグを使った方がいいだろう、と思いますが。

主観ですが、アウトドア系ブランドやメジャーなバッグ専門ブランドは正直見た目がイマイチなものが多いと思うので、

個人的にバックパックのデザインがカッコいいと思うブランドをまとめました。

macromauro(マクロマウロ)のKaosシリーズ

macromauro(マクロマウロ) バックパック

大阪のバッグ・財布ブランドmacromauroから継続的にリリースされているKaosと言う名前のバックパックはアウトドアにも耐えうる大容量とデザイン性を兼ね備えています。

上の画像は左がペンキコットン、右がセレクトショップPalm maison別注のポリエステルウレタンコーティング素材。

他にはおなじみのコーデュラナイロン素材、通常のキャンバス生地などのラインナップがあります。

実用性を考えるならコーデュラナイロン、経年変化を楽しむならペンキコットンがオススメですが、好みで。

macromauro(マクロマウロ) バックパック

通常のKaosで高さが63cmほど、Kaos smallでも50cmほどあり、収容力は十分。

旧モデルはsmallで税込み4万円弱、通常Kaosで税込み44,000円ほどと値段も安めです。

macromauro(マクロマウロ) バックパック

ただ、正直旧モデルのkaosは使い勝手はあまりよくありません。

一応デイジーチェーン代わりのベルトと紐で繋がれたポーチ(smallも共通サイズ)は付いているものの、

外ポケットや内ポケット、サイドジップすらもないのは割と致命的。

取り出し口が上部にしかないので、ポーチもあまり気軽に出し入れできません。

使い勝手を例えるならデザインのいい巨大な風呂敷。

macromauro(マクロマウロ) バックパック

一方、2022年にアップデートされたkaos 2.0では両サイドにジップによる開け口が追加され、

さらに内側はノートパソコンやタブレットなどを固定できるゴム紐が付きました。

このジップの滑り具合が非常にスムーズ!いい仕事!

macromauro(マクロマウロ) バックパック

折りたたみ傘やレインコートなどもこの内側のゴム紐に固定できるので非常に便利。

今からKaosを買うなら断然Kaos 2.0をオススメします。

価格は通常サイズで税込み47,300円、smallサイズで税込み42,900円と値上がりしましたが、

使い勝手が上がっていることを考えればこれだけの値上げでいいの?と言う感じです。

と思ったら2023年5月くらいに値上げして通常サイズは税込み50,600円になりました。

まぁこれでもアウトドアブランドに毛が生えた程度なのでまだ安い。

Kaosはコーデュラナイロンとペンキコットンのどちらを選ぶか

macromauro Kaos 2.0 ペンキコットン ネイビー

コーデュラナイロンは撥水性の高さがメリット。

一方でコットンに比べると柔らかいため自立できず、使い込んで味が出る素材でもないので個人的にはペンキコットンのKaosが好みです。

画像はKaos 2.0の発売後しばらくして展開したカラバリのペンキコットンのネイビー。

foot the coacher(フットザコーチャー)

本来はシューズブランドですが、主にPORTERとコラボでバックパックやバッグを出しています。

foot the coacher PORTER コラボ バックパック

foot the coacher PORTER コラボ バックパック

特にRESISTANCE BACK PACKと銘打たれた品番FTA1634011のミリタリー系バックパックはデザイン性が高いのですが、本体の重量が重いのがちょっと残念。

値段はコラボ商品は税込み7万~8万円ほどと、まぁデザイン性の高さを考えれば納得のいくところ。

近年では服やバッグの値上がりにより、もはや珍しい価格帯ではなくなりました。

SPECTUS Solid kicks

foot the coacherのデザイナーはSPECTUSと言うスニーカーブランドも手掛けており、こちらも使い勝手に優れていてオススメ。

SPECTUS SHOECO.(スペクタス)のおすすめアイテムと安く買う方法

Kagari Yusuke(カガリユウスケ)

牛革の表面にパテを塗り、『壁』をイメージした作品をメインに発表している個性的なブランド。

『壁』シリーズのバックパックも出していますが、素材の関係でどうしても本体の重量が重くなりがちなのがネック。

Kagari Yusuke(カガリユウスケ) バックパック Kagari Yusuke(カガリユウスケ) バックパック

一方でフレコン素材を使ったバックパックはパテ素材は部分的に使われているだけなので軽量。

フレコン素材なので防水性、耐火性能も高く、アウトドアにも耐えうる作りです。

Kagari Yusuke(カガリユウスケ) バックパック

ベルトの調整がスライドではなく穴なのでフィット感があまりなく、長時間の移動は身体に負荷がかかるので正直あまりオススメできません。

さらに定価は税込み10万円以上ですが、とにかく見た目がいいので満足のいく買い物でした。

The Viridi-anne(ザ・ヴィリディアン)

The Viridi-anne(ザ・ヴィリディアン) ダウンベスト

The Viridi-anne(ザ・ヴィリディアン) ダウンジャケット

ダサくなりがちなダウンジャケット・ダウンベストでデザイン性の高いアイテムを多数リリースしているファッションブランドですが、

バックパックやバッグのデザイン性が非常に高いのも大きな特徴。

The Viridi-anne(ザ ヴィリディアン)のおすすめアイテムと安く買う方法

毎シーズン服より先にSOLDしていることが多いので、バッグの割合を増やしてほしい…。

The Viridi-anne(ザ・ヴィリディアン) バックパック

  • 21SS バックパック

コーデュラナイロン素材を使ったバックパック。

Viridi-anneはジップの使い方が特徴的なので、見る人が見れば「Viridi-anne」っぽいな、となるデザインですね。



The Viridi-anne(ザ・ヴィリディアン) バックパック

The Viridi-anne(ザ・ヴィリディアン) バックパック

この記事でも紹介しているmacromauroとコラボしたKaos(18AW~19SSにリリース)のデザイン性はかなり秀逸。

kaos2.0仕様で再度コラボしてほしいところです。

The Viridi-anne(ザ・ヴィリディアン) macromauro コラボ ショルダーバッグ

macromauroとのコラボではショルダーバッグもリリースしていました。

The Viridi-anne(ザ・ヴィリディアン) macromauro コラボ ショルダーバッグ

複雑なベルトがアクセントですが、開閉がめちゃくちゃ面倒と言う欠点があり、外ポケットにもアクセスしづらく使い勝手は微妙でした…。

D.HYGEN

The Viridi-anneと系統的に近い服をリリースしているファッションブランド。

バックパックやバッグのデザインが秀逸なのも共通。

D.HYGEN バックパック

この21SSにリリースされたST109-0121Sと言う品番のバックパックはデザインはもちろん、仕様もかなり凝っています。

  • マグネットで簡単に着脱できるベルト
  • 向かって右側にサイドポケットあり
  • フラップにもポケット装備
  • フロントの着脱できるベスト型ポケット
  • デイジーチェーンやフックの充実

D.HYGEN バックパック

これほどデザインと実用性を両立されると、バックパック専門ブランドなどの立つ瀬がないと言うか…。

強いて言えば素材は平凡なコーデュラナイロンなので、もう少し高級感のある素材が良かったかな。

このバックパックに関してはセレクトショップMORPHINEのブログに詳しく記載されています。

https://www.morphine.jp/item/ST109-0121S_black/

DEVOA(デヴォア)

いわゆるアルチザン系に分類されるブランド。

ガチのファッショニスタ的にはアルチザン系の定義はもう少し厳しいらしい

不定期ながら非常にデザイン性の高いバックパックをリリースしています。

DEVOA バックパック DBM-CSYB

画像は23AWにリリースされたDBM-CSYBと言う品番のバックパック。

イタリアのLIMONTA(リモンタ)社と言う会社のナイロンを使っていて、このナイロンがナイロンなのにカッコいい。

LIMONTAナイロンはプラダに採用されて人気に火が付いたとか

実用性特化のコーデュラと比べると高級感がぜんぜん違いますね。

素材がいいのはもちろん、デザイン自体も他にないスマートさで、まるっとフロントのフタを開けて物を取り出せます。

非レザー素材で税込み8万円以上ながら各所のセレクトショップでソールドアウトしていたので思い切って買いました。

迷う理由が値段なら買えってね!

DEVOA バックパック DBM-CSYB

物を取り出しやすい一方でちょっと自立しづらく、サブの収納はマチがないのでポケットティッシュや薄めのモバイルバッテリーしか入りません。

遠出や1泊以上の旅行には正直向きませんが、デザイン性の高さで許せる。

このバックパックに関してはセレクトショップGullamが詳しいです。

とは言えGullamではソールドアウト

Portaille(ポルタユ)

Portaille(ポルタユ) ホースバット バックパック

Portaille(ポルタユ) ホースバット バックパック

レザーシューズブランドですがバックパックも出しています。

バックパック類はレザーをかなり薄く削いで使っているため見た目より軽く、

さらに背中に当たる部分はナイロンに切り替えるなど使い勝手も考慮されています。

見た目だけでなく使い勝手も考慮されたレザーのバックパックがほしい方にPortailleはオススメ。

価格は相応に高く、税込み13万円くらいだったかと。

HARVEST LABEL/DSBK

元々PORTERにいたデザイナーの方が立ち上げたバッグ専門ブランド。

この記事で唯一取り上げたバッグ専門ブランドですが、

値段の割に品質とデザイン性が高いのでスルーすることはできませんでした。

HARVEST LABEL

アメリカのブランドとのコラボで登場したミリタリーテイストのNIGHT HAWKシリーズ。

もともと価格が控えめですが、あまり人気がなくセール価格で売れ残っているところが多いです。

HARVEST LABEL

HARVEST LABEL

HARVEST LABEL

管理人もかなり格安で入手しましたが、品質はまったく問題なし。

興味のある方は検索してみてください。

HARVEST LABEL

NIGHT HAWKシリーズでない、HARVEST LABELの通常ラインのデザイン性も良好。

さりげなくシックなロゴ、安っぽさのない質感など隙がありません。

バックパック・バッグ選びに悩んでいる人はHARVEST LABELを店頭で見てみることをオススメします。

バックパック・リュックサックの名称派閥問題について

リュックサック派の人にはバックパックとか気取ってんじゃねぇ!みたいな言い分もあるかもしれませんが、

セレクトショップが軒並み『バックパック』名称を使っていて、ZOZOタウンやユニクロすらバックパック/リュック(サック)とバックパックの方を前に表示しているのでもうどうしようもないです。

以下の呼び方の変化みたいなもの。

  • ズボン→パンツ(平坦アクセント)
  • オーバーオール→サロペット
  • ベスト→ジレ
  • ジーンズ/ジーパン→デニムパンツ/デニム
  • Tシャツ→カットソー

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