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Amazonカードクラシック/ゴールドの他社カードとの比較
Amazonの発行するクレジットカードであるAmazonカード2種ですが、
どの程度Amazonを使えば価値の生まれるカードなのか気になったので客観的に分析していこうと思います。
Amazon Primeはかつては加入必須のサービスだと思っていましたが、個人的には別になくても何とかなるのでPrimeに加入するかどうかがかなり大きな判断材料に。
Amazon マスターカード クラシック
基本スペック
- 年に1回以上の利用で無料(1回も利用しない場合は1,350円)
- Amazonでの買い物で1.5%ポイント還元
- プライム会員だとAmazonでの買い物で2%ポイント還元
- Amazon以外での買い物は1%ポイント還元
無料とは言えAmazon以外では1%のポイントしかもらえない貧弱なカードなので、楽天以外では使い物にならない楽天カードのさらに劣化版のようなイメージです。
後述の理由によりPrimeに加入するならばゴールドカードの方が良いので、発行する価値はあまりないでしょう。
Amazon マスターカード ゴールド
基本スペック
- プライム会員の権利込み
- 年会費10,800円だが、初年度はマイ・ペイすリボに登録することで5,400円引きになる
- 2年目以降もマイ・ペイすリボに登録して前年度1回以上の利用で5,400円引き
- 2年目以降はWeb明細サービスに登録して6回以上の請求があるとさらに1,080円引き、上記マイ・ペイすリボと合わせて6,480円引き
- Amazonでの買い物で2.5%ポイント還元
- Amazon以外での買い物は1%ポイント還元
条件が面倒ですが、年会費4,900円のプライム会員込みと言うことを考えると、割引を活用した実質的な年会費は以下。
- 初年度: 500円
- 2年目以降: 前年度6回以上の利用があれば10,800-6,480=年会費が4,320円なのでPrime会員費より580円安くなる
やはりAmazon以外では1%のポイントしかもらえない貧弱なカードなのが残念ですが、580円分のプラス分を考えるとAmazonの利用回数が多いなら検討する価値があります。
リクルートカードや日本盲導犬協会カードとの比較
日本盲導犬協会カードやリクルートカードはポイント還元率が1.2%以上。
かつてはKyashリアルカードに紐づけてKyashの1%還元との二重取りができて還元率2%以上にできたのでAmazonカードの利用価値がありませんでしたが、
Kyashが改悪されて上乗せされる還元率がわずか0.2%になったので、Amazonでの買い物ではさすがにAmazonカードが優秀。
P-one Wizとの比較
- 利用金額から自動的に1%キャッシュバック
- 発生したポイントをTポイントに交換すると0.5%相当になり合計1.5%
P-one Wizが優秀すぎてAmazon クラシックカードの立場がありませんね。
AmazonカードゴールドはさすがにAmazonで使う分にはP-one Wizより優秀ですが、それでも固定費やAmazon以外での買い物用にP-one Wizは用意した方がいいと思います。
クラシックとゴールドの比較
Prime会員でない場合
クラシックとゴールドのポイント差が1%で年会費の差が2年目以降4,320円。
- 年間にAmazonで43万2,000円以上の買い物をする人→ゴールドを発行する価値あり
Prime会員ではないAmazonヘビーユーザーと言うのはあまり現実的ではありませんが、
そう言う使い方をする場合はゴールドカードの損益分岐点はかなり高額。
Prime会員の場合
クラシックとゴールドのポイント差が0.5%で年会費の差は2年目以降相殺可能。
したがってAmazon Prime会員の場合はクラシックよりゴールドを発行するのがおすすめです。